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TAKE*

Author:TAKE*
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瞽女(ごぜ)唄 を聞きに行きました。

郷土に密着した民謡または三味線などを日々こつこつと覚えつつ、
便利なウェブで調べたり。どんどん掘り起こってくるのですが、
先日から読んでいた「三味線の本」で気に入った箇所を
何度か読み返しているなかに「瞽女(ごぜ)さん」がありました。
今の世の中では何ともミステリアスな印象を受ける瞽女さんですが、
とても聞いてみたいという衝動に駆られ調べていくうちに、
萱森 直子さんという人にたどり着きました。

この萱森さんという方は、ただ一人の「瞽女唄伝承者」。
これをどういう事か理解するには瞽女さんについて知らなければ
意味が分からないのです、その概要が分かる動画がありました。



その萱森さんのHPで公演公演情報があり、3/20に東京は御徒町にある
東京新潟県人会館というところでの公演が予定されていました。
思い立ってすぐにこれはラッキーでした。
県人でなくても参加自由という事で行って参りました。
県人会で行われる文化講演会という事で予想はしていましたが
ほぼ全員がお年を召した方々で相方と行ったのですが、
年齢に見合わず私たちがYoungestでした

しかも、最前列! 会場は思いのほか混み合っていた様で、
終わってから後ろを見ると立ち見の方々もちらほら。

萱森さんの公演は、唄に交えて唄のエピソード、そのあらすじ、
瞽女さんの歴史などを挟みながらの進行でとても面白い内容でした。
一時間半の公演はあっという間に終わりました。

瞽女唄という物とは、瞽女さんだけの唄はもちろんありますが、
長唄、端唄、庄内、新内、その他その時々の流行歌、芸として瞽女さんが
独自に仕入れてレパートリーとする。瞽女さんが歌う物はすべて瞽女唄。

瞽女唄は美しい(キラビやかな意で)物ではない。唄の登場人物に合わせて
声色を替える事も無い。そういうのを見たいお客さんはそういう場所で
聞いてくださいという。

歌声はとても荒々しく、三味線はちんとしゃんな上品な物ではなく、
歌も三味線もとても泥臭い。とてもぶっきらぼう。
でも、その素朴さがとても美しいのです。これは言葉ではまだ表せないです。。



現在、江戸時代から全国各地に瞽女さんはいたというが、
近代~昭和~戦後高度成長期に飲まれ、その後も伝承される事無く
今現在、瞽女さんはもういない。という事は、
全国各地にあった瞽女唄は失われてしまったということ。

唯一、最後の瞽女さんであった小林ハルさん(享年105歳)が最後の瞽女さんとして、
記録作成等の措置を講ずべき無形文化財として認定された。
その小林ハルさんを師事し伝承者が萱森さんなのでした。

ご興味が湧けばぜひ瞽女唄という物を聞いていただければと思います。

っと、えらくまじめな感じになっちゃいましたが、
とても今回の萱森さんの公演はとても良かったです。
その姿勢もとてもすばらしく、また聞きたいと思える物でした。

なにやら40年前に撮られたドキュメンタリーフイルムがあるそうです。
2009年の12月に記録映画「瞽女さんの唄が聞こえる」というタイトルで
ようやくDVDとしてリリースされた様です。
この記事の2個目のYoutube動画がそのDVDのトレーラーの様です。
ぜひこのDVDを仕入れてまたご報告いたします。
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瞽女さんの唄が聞こえる | HOME | 京急百貨店「大四国・瀬戸内展」阿波おどり@上大岡 ムービー

Comment

木下晋さん
こんにちは
6年程前木下晋さんのドキュメントの企画があり、お会いしてお話を聞く機会がありました。
木下さんと小林ハルさんとの出会いや関係などを中心に進める内容でしたが、残念ながら小林ハルさんが寝たきりになってしまい、お会い出来ずにその後取材も断ち切れになってしまいました。
「瞽女さんの唄が聞こえる」がDVDでリリースされたのは知りませんでした、是非見てみたいと思っております。情報ありがとうございました。
2010/03/25 14:16 | URL | tonto #JalddpaA [ Edit ]
tontoさん
こんばんわ、コメントありがとうございます。
この記録映像も40年の時を経て正式にリリースされた様です。
そのおかげで自分みたいな所にまで届く事が出来ました。

まだ断片的にしかその瞽女さんがいた様子は見れていませんが、
瞽女さんがいてその土地土地の暮らしに根付いていた景色は、
tontoさんの紹介されている写真に何かかぶるんですよね。
時代性はもちろんの事ですが、その当時の暮らしの様を
とらえている視点の写真はとても興味深いです。
tontoさんの紹介されている写真の中に瞽女さんが、
ひょっこりお越しになりそうです。
2010/03/26 21:41 | URL | TAKE* #- [ Edit ]

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